ハイグレードモデルの代表ともいえるのが、、、
そう
マット車ですね!!
そこで、お車をマットフルプロテクション施工して、完全にマット車にしたいというお客様が非常に増えています!



【ポルシェ911 GT3RS】マットフルプロテクションフィルム施工!
ちなみに、お車をマット車にしようと思うと、プロテクションフィルム(PPF)だけでなく、カーラッピングでもマット車にできますね!
以前に「【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?」という内容で、お車をマット車にする場合、カーラッピングとPPFどちらがおすすめかご紹介させて頂いておりますため、気になる方は是非チェックしてみて下さい!

【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?
さて、そんな中!
最近人気急上昇の「マットPPFの部分施工」を皆様ご存じでしょうか?
言葉の通り、フルでマットプロテクションフィルムするのではなく、部分的に施工スタイルです。
マットPPFの部分施工を選ぶ理由とは?
なぜフルではなくて部分的なのか?
マットPPFの部分施工はなぜ人気急上昇か?
その謎を追求していく上で、まさにこのマットPPFの部分施工が完了致しましたBMW X4の施工事例をご紹介させて頂きたいと思います!
使用したフィルムは、XPELのSTEALTH(ステルス)です。
部分施工でもここまで印象がガラッと変わっちゃう!?
注目のカスタム方法とはいかに!
ペイントプロテクションフィルム(Paint Protection Film: PPF)とは、車の塗装を飛び石、当て傷、紫外線、虫の死骸、酸性雨などの外敵から、物理的に塗装面を保護することを目的とした、いわゆる車の保護フィルムです。
日本では、「ペイント」を割愛し、プロテクションフィルムまたはPPF(ピーピーエフ)という名称で認知されています。
【画像必見★】BMW X4 マットプロテクションフィルムの部分施工!
BMW X4がやってきました!!↓

BMW X4はBMW X3をベースとしたSUVですが、なんといってもルーフラインが滑らかに後ろにいく「クーペスタイル」が最大の特徴ではないでしょうか?
内装もゴージャス!↓

さてそんなスタイリッシュなX4がマットPPFの部分施工をすると、どう変わっていくのでしょうか!
毎度の事ながら、施工前に徹底した清掃から開始します!↓

余談ですが、泡と水をたっぷり使った洗車の写真は、いつ見てもお車が気持ちよさそうだな〜っと思ってしまいます(笑)。

やはり、気持ちよさそうですよね(笑)!!

プロテクションフィルム(PPF)施工の仕上がりに対する良し悪しの判断基準に、フィルムにいかに異物が入らないかが挙げられます。
そもそも、フィルムに異物が混入してしまう一番の原因は、空気中に漂う埃や衣服の毛というよりかは、実は車体から出てくる砂や花粉などが大半を占めます。
つまり、いくら空調設備が整っていても、施工服を徹底しても、それだけでは不十分なのです。。。
ということで!
PPF施工の前に、洗車で車体の砂や花粉などをいかに掻き出し綺麗にするかが、非常に重要になってくるというわけですね!
これは、新車であっても同じことがいえます。
さて、清掃が終わると、ようやくプロテクションフィルム(PPF)施工に移ります!
今回使用するマットPPFは、XPELのステルスです!!
XPELのステルスは、マットとグロスのちょうど中間に位置する、いわゆるサテンの質感です。
メルセデスベンツやBMWのマット塗装車と非常に近い質感です!


【XPELステルス】ってどんなマットプロテクションフィルム?
マットPPFの施工風景
ボンネットから施工風景を見ていきましょう!
※ご紹介する順番は、施工の順番と比例していません。
いや〜
やはりBMW X4のボンネットは大きいですね!!


エンブレム箇所もフィルムの継ぎ目を見えないように、丁寧に施工を進めていきます↓

ボンネットに負けず劣らず、ルーフも大きいですね!↓


今見たボンネットとルーフは紫外線を一番もろに喰らう箇所=一番塗装のダメージが多い箇所なため、PPF施工は非常に◎です!!
お次に見ていくのは、サイドスカート!
サイドスカートは、車の乗り降りで傷が付きやすい箇所、、、
ここもマットPPFで施工していきます!↓


マットPPFを施工する箇所は、可能な限り元のグロス塗装が隙間で見えないよう施工します!
隙間ぐらいではなく、隙間だからこそ!
妥協せず、リアバンパーもしっかりプロテクトしていきます!↓



これは、サイド後方の広い範囲を施工している様子ですね〜!↓

「こんなにシートがまだブヨブヨで綺麗に貼れるのー!?」と思われる方、いらっしゃるかもしれませんが、ここが腕の見せどころです!!
施工は常にフィルムとの対話です。
フィルムに負荷をかけ過ぎては、細かい箇所まで綺麗に施工ができなかったり、納車後しばらくしてフィルムが浮いてくるリスクに繋がったりします。
目からの情報ももちろんのこと、手でフィルムを触りながら、フィルムが最大限の機能を発揮できるよう、フィルムと対話しながら施工を進めます↓


さて、モール奥も誰がどの角度から見ても元のグロス塗装が見えないように、マットPPFで徹底的に隠蔽します!↓

そのために、カットデータを一部修正し、よりベストなデータに作り変えています!
これこそがザラップのこだわりであり、我々のスタンダードです!
さて、フロントバンパーですが、実は一番糊ずれが生じやすい箇所であり、施工がよりシビアになるといえます。
さらに、フロントバンパーは人の目に付きやすい箇所。
複数人体制でノウハウを駆使しながら、どんどん施工を進めていきます↓

「糊ずれ」とは、PPFの糊が一部分において負荷が集中する時、その部分の糊が荒れる現状をいいます。
糊ずれは線になることが多いことから、別名「ストップライン」と呼ばれます。
実は、施工側からすると、この糊ずれは非常にセンシティブで厄介な問題であり、可能な限り触れられたくない部分(笑)。
よって、多くの施工業者は「糊ずれは仕方がないもの」と捉えている印象です。
しかし、当店ザラップは、この糊ずれを最小限にするため、貪欲に改善策を研究してきました。
よって、「どうしたらここまで糊ずれなく貼れるんですか?」と同業者様からお言葉を頂けるほど、ザラップには糊ずれを最小限に少なくし、より美しい一台に仕上げるノウハウがあると自負します。
「糊ずれ」に関しては、こちらのブログにて言及しているため、「仕上がりの綺麗なPPFとはどういった一台?」と思われる方は、合わせてチェックしてみて下さい!↓

プロテクションフィルム施工でカッターは危険?そのメリットとは!
以上、一部ではありましたが、マットPPFの施工風景でした!
当店ザラップは、互いを信頼し合う素晴らしい施工チームがあります。
今回もチームワーク抜群で、素晴らしいマットPPFの部分ラッピングが完成しました!
カーラッピングでウェットカーボン調にカスタム!
実は、今回のBMW X4のご依頼内容は、マットPPFの部分施工だけではありません!
同じく、インテリアのパネル一部はカーラッピングでカスタムさせて頂いております。
ご選択頂いたフィルムは、みんな大好きな(笑)ウェットカーボン調フィルムです!!

BMW X4は、内装も非常にエレガントで高級感がありますが、ウェットカーボン調にすることで、さらに特別感がアップしました!!
写真が対になってしまいましたが(汗)、こちらがその完成写真です!↓


スクリーン下のパーツもカーラッピングしています!↓


カーラッピングフィルムは数百種類とあるわけですが、今回ご選択頂いたウェットカーボン調フィルムは、当店ザラップで人気なフィルムの恐らくTop3には入るのではないかというほどご注文が多いです!

【動画あり◎】カーラッピングフィルムってどんな種類があるの?
カーラッピングカスタムは、やはり最高です!!
完成したBMW X4のお写真はこちら!
お待ちかねのBMW X4の完成写真をご覧頂きましょう!
どの部分がマットPPFか、チェックしてみて下さい!
車体の一部がピカッと反射している部分、その部分が車体の元地のグロス塗装部分です!




グロス×マットは、非常にお洒落ですね!!!
Before(左)&After(右)で見比べると、その違いは歴然ですね!!↓


X4のスタイリッシュなボディーにマットPPFが絶妙にマッチした一台となりました!!
ちなみにエンブレム箇所ですが、一度剥離し、マットPPFを施工した上に戻しているため、より純正感のある美しい仕上がりになっています!


今度はPPF施工箇所のドアップ写真を見てみましょう!
自信があるからこそお見せできる、これらのドアップ写真!
フィルムの端がなるべく目立たないよう、丁寧に丁寧に施工させて頂いているのがご覧頂けるかと思います。




個人的に、マットPPFを施工したボディーとモールのグロスの掛け合わせは、大好きです(笑)!↓



ちなみに、実車ですが、写真を見るより、グロスとマットの違いはより明白に見えます。
「わぁ!このBMW X4はカスタムされているな!」と感じる一台です!
マットPPFの部分施工、その人気の理由とは!

マットPPFの部分施工は、フルマットプロテクションフィルムとはまたちょっと違った魅了があります!
①カーラッピング感覚でカスタムを楽しめる!
「【入門編】カーラッピングとプロテクションフィルム (PPF)の違い!」のブログでも以前詳しくご紹介させて頂きましたが、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)はそれぞれの施工目的は異なります↓
施工内容 | 施工目的 |
---|---|
カーラッピング | カスタムして車をドレスアップするのが目的 |
プロテクションフィルム(PPF) | 塗装を飛び石・虫の死骸・紫外線などから保護する目的 |

【入門編】カーラッピングとプロテクションフィルム (PPF)の違い!
色々なラッピングスタイルがあるため一概にはいえませんが、一般的なお話をすると、カーラッピングでは見た目が大きく変わるため「カスタム感が絶大」!↓


対するプロテクションフィルム(PPF)は、フィルムが透明のため施工後も見た目は変わらず「カスタム感はなし」!↓

といえます。
そこでマットPPFの部分ラッピングはというと、感覚的にカーラッピングに非常に近い立ち位置です!
例えば、ボンネットといった一部分をマットにするスタイルはカーラッピングの中でも人気がありますが↓

その人気の理由は、まさにお手軽かつカスタム感が強いからです!
誰がどう見ても「おぉ!カスタムしていてかっこいいな!!」と思うわけです。
これがまさに、マットPPFの部分施工にも当てはまります!
マットPPFの部分施工は、カーラッピングのように、誰でも簡単にカスタムできます!
②カスタムできる上に車も保護できる!

マットPPFの部分施工は、カーラッピングのようにしっかりカスタム感があるにも関わらず、PPF本来の機能も有するという、何とも最強なカスタムです!
プロテクションフィルム(PPF)は約150μという厚みのあるフィルムで、飛び石・当て傷・虫の死骸・紫外線・酸性雨などから塗装を保護するために施工されます。
よって、マットPPFの部分カスタムは、ただ見た目をドレスアップできるだけではなく、車体の保護もバッチリできちゃうというわけです!
ちなみに、「マットのフィルムでカーラッピングするのと、マットプロテクションフィルムを施工するのでは、どちらがメンテナンスが楽ですか?」というご質問を頂きます。
この答えは、マットプロテクションフィルムの方がメンテナンスが断然楽です!
誤解を生んではいけないので注釈ですが、、、
これは、マットのカーラッピングフィルムのメンテナンスは大変というわけではありません。
「【早見表あり★】塗装とカーラッピングあなたに向いているのは?」でもご説明しておりますが、非常にメンテナンスが厄介なマット塗装に対し、マットフィルムのカーラッピングの方がメンテナンスは楽チンです!

【早見表あり★】塗装とカーラッピングあなたに向いているのは?
ただ、カーラッピングフィルムは、塗装を守る目的で作られていない=フィルムが大変薄いため、マットPPFの方がもっと気を遣う必要がなくなるといえます。
極端な例でいうと、洗車後に水を吹き上げる際、マットのカーラッピングフィルムの場合では優しく吹き上げて頂きたい一方で、マットPPFは普通に吹き上げてしまってもおっけいです(笑)。
さらにです!
プロテクションフィルムは、「自己修復機能=セルフヒーリング機能」を有しており、擦り傷程度の浅い傷は、フィルムが日光で熱せられると、綺麗なフィルムの状態に戻るという何とも便利な機能があります!
その点を踏まえると、やはりマットPPFの方がマットのカーラッピングフィルムよりメンテナンスの面で軍配があります。
③車両の特徴を際立たせる!

部分施工をすることによって、グロスとマット部分に分かれるわけですが、これが何ともお車の特徴を際立たせます!
実はこれにはきちんとした理由があります。
「純正と見た目が違うから」という点もありますが、グロスとマットを混ぜることによって、車体により奥行き感が生まれるのがその理由です。
なぜなら、グロスとマットとでは、光の屈折が変わるからです!
色の幅が深くなるということで、車体の特徴をさらに際立たせることができるというわけですね!
2Dが3Dになったようなイメージです(笑)。
特に、形状が既に特徴的なスーパーカーであれば、さらにそのスーパーカーのカッコ良さを引き出せます!
マットPPFの部分施工にはデメリットもあります。。。
マットPPFの部分施工は今見てきた通り、メリットも非常に大きいわけですが、もちろんデメリットもあります。。。!
①カーラッピング施工より値段が高い

プロテクションフィルム(PPF)最大のデメリットは、やはりコストが高い点です、、、!
PPFは非常に機能性の高いフィルムとなっているため、フィルムの原価がカーラッピングより圧倒的に高いのがその理由です。
よって!
例えば、ボンネット一面をマットにしたい場合、値段だけを見れば、カーラッピングに軍配が上がります。
もし「車体の保護はマストではないので、とにかくコストを抑えてマットの部分PPFをしたいです!」という方は、PPFよりカーラッピングの方がおすすめです。
②車体のベース色は変えられない


先程もご紹介させて頂きました「【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?」でも分かりやすくご説明させて頂いておりますが、カーラッピングとは異なり、プロテクションフィルム(PPF)は基本的に車体の色を変えることはできません1フィルムに色が付いたカラーPPFもありますが、基本的にPPFは透明なため、PPF施工後は車体の色は変わりません。
例えば、グロスブラックの塗装車があるとします。
このグロスブラックのお車を部分的にマットブラックにされたい場合は、カーラッピングでもプロテクションフィルム、どちらをご選択頂くことも可能◎!
しかし、部分的にマットホワイトにされたい場合は、カーラッピング一択になります。
マットPPFの部分施工は、あくまでもグロスやマットといった質感を変えることはできますが、色を変えることはできません。
この両者の違いは、Youtube動画にてとても詳しくご紹介させて頂いております!
是非ご覧下さい!
マットPPFの部分施工をご注文頂くケースには、ある特徴がある?
さて、今回のBMW X4をご覧頂き、恐らくあることを皆様は気が付いたのではないかと思います。
それは、今回のマットPPFの「部分」施工でいう「部分」が、車体の大半を占めていた点です!
「部分」と聞くと、一部分のイメージが持ちやすいと思いますが、実はマットPPFの部分施工では、車体の大半がこの「部分」に当たります。
これこそが!
ある意味でカーラッピングの部分施工とマットPPFの部分施工の大きなトレンドの違いでしょう!
カーラッピングの部分施工は、ボンネットだけ、ミラーだけ、ルーフといった、本当に一部分だけをラッピングする方が大半です。
それに対し、マットPPFの部分施工では、大半をマットPPFで施工し、一部分だけを元のグロス塗装を残すといったスタイルが多いです。
ということは、、、
マットPPFの部分施工は、「フルプロテクションフィルムを目指しながらも、ちょっとカスタム感を出したい!」というお客様に選ばれる事が多いということがいえます!
さらに、「一部分は元の塗装の地を残す」ということでは、フルプロテクションフィルムよりコストダウン!!
場合によっては、数万〜十万落ちることも!
ただし、ご想像頂く通り、「PPFを貼らない箇所」=「飛び石などの外敵要因から塗装を保護できていない箇所」を意味するため、マットPPFの部分施工をご依頼お客様には、その点も十分ご理解頂いた上でご依頼頂いております。
これまでPPFのフルプロテクションは、「グロスPPF一択」もしくは「マットPPF一択」、、、
といった二つの選択肢のみでしたが、現在はPPFの部分施工で「グロス×マット」のミックスが新しい選択肢として登場といえます!
マット部分PPFがされた正規モデルがある!?
今回マットPPFの部分施工が人気急上昇ということでご紹介致しましたが、実は車メーカーの中でもこのマットPPFの部分施工を純正オプションと提供していることをご存知でしょうか?
それは!
ランドローバー・スポーツの「ステルスパック」です!

このステルスパックは、車体の一部をマットPPFで施工するオプションですが、実は今回ご紹介させて頂きましたBMW X4に使用したXPELのステルスが採用されています。
これはあくまでも推測ですが、PPFでマットにする理由としては、やはりユーザーにとってはマットPPFの方がメンテナンスが楽になるから…というのが一つではないでしょうか。
マットPPFの部分ラッピングは、マットフルプロテクションフィルムに比べて、「完成したらチグハグにならないか心配です(焦)。。。」というお声をお客様から頂戴します。
お値段的にはマットフルプロテクションフィルムよりハードルは低い一方で、一見チェレンジにも見えてしまうマットPPFの部分施工。。。←
ですが!!
当店ザラップにお任せ下さい!!
ザラップは、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)の専門店!
確かに、プロテクションフィルム(PPF)の分野では、グロス×マットという組み合わせは新しいですが、カーラッピングではよくよくオーダー頂く内容です!
ということは、我々ザラップにとっては、グロスとマットの掛け合わせといったカスタムは、朝飯前(笑)!!
こちらのYoutube動画「【フェラーリ GTC4 ルッソ】社長も奇跡と驚くカーラッピングカスタム内容とは!?」でご紹介致しますが、当店ザラップには3Dカーグラフィックコンフィギュレーターを使って、事前に完成イメージをご確認頂いております!
よって、マットPPFの部分施工をご希望の場合も、3D上で完成イメージを視覚で確認しながら、理想のカスタムをバッチリ見つけることができます!
今旬のマットPPF部分施工!
是非ご一緒に最高にかっこいいカスタムスタイルを見つけましょう!